「はがきの書き方教室」概要メールが主流になっても「はがき」にはメールで伝えられない人間の温かみがある! 「はがき」をもらうときのうれしさ! わざわざお店で「はがき」を買って、手間暇かけて「はがき」を書いて、そして、とぼとぼとポストに投函する手間のありがたさ。便利な時代だからこそ、「はがき」は人の気持ちを幸せにするし、喜びを与えるのだ! |
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印象に残るはがきを出そう!【 フォントを工夫しよう! 】不思議なもので、同じ「はがき」をもらっても印象に残るものと残らないものがある。 特に年賀状、年賀状ほどではないにしろ暑中見舞いはありきたりのものでは印象には残らない。 オイラは思いっきり字が下手なので、簡易DTPソフトのお世話になっているが、フォントの選択やイラストには神経質になっている。職業柄、フォントの選択は編集者(ほとんど休業状態だが)としてのセンスが疑われるからだ。 もちろん、デザイン事務所で使うようなモリサワのフォントなどは入れてはいないが、送る相手によっても、文面によっても、フォントはこまめに変えるようにしている。もちろん、本文と自分の連絡先のフォントは変えるし、大きさも変える。 そのことに、編集さんで気がついてくれる人がいるかはわからないが、ある種のこだわりである。 フォントはある種の記号である。雑誌ならば、ここはリード、ここは本文、ここは見出しとフォントを変えることで、無意識のうちに、区別して読めるようにしているのである。 「はがき」の裏面すべて同じフォントの「はがき」は、のっぺりとした感じを与える。インパクトがないのだ。 少しフォントに気を配るだけで、同じ文面でも相手に与えるイメージは全然違うものになる。 【 イラストにも気を配ろう! 】はがき作成ソフトについてくるイラストって、どうしてあんなに使えないものばかり何だろうと思ってしまう。はがき作成ソフトも数千円で、フォントも付いてくるしと考えれば文句は言えないのだが、それにしても使えない。 また、本社が海外にあるメーカーのソフトに付属するグラフィックは、外国人好みで日本人受けするようなものはナッシングだ。 これは文化の違いというか、外国人は大人っぽいイラストを好むが、日本人はどうしてもアニメ調のイラストが好きだ。これは好き嫌いと言うよりも、鉄腕アトムの流れをくむアニメ調のイラストに慣れてしまったからだろう。 漫画は活字に比べると格下に見られるが、人口の半分以上は、子供の頃から鉄腕アトム系のアニメを見慣れている。オイラは、白黒でも鉄腕アトムを見たことはない世代だ。アニメ調の絵にはかなりのオヤジ世代まで影響されているのだ。 【 お気に入りのイラストを探そう! 】オイラは「はがき」はDTPソフトを使うが、イラストは必ず入れる。その方が「はがき」を書きやすいからだ。 イラストはほとんどネットで入手する。ネットには著作権フリーのイラストがあふれている。これを使わない手はない。年賀状や暑中見舞いの季節には、新作が出るし、ふだん使えるイラストもたくさんある。実に重宝させてもらっている。 お気に入りのサイトとかはないが、「暑中見舞い 素材」とか、「年賀状 素材」とGoogleで検索すれば、けっこう見つかる。ただ、「暑中見舞い イラスト」と検索をかけると、お絵かきさん同士が交換した展示室がヒットしてしまうので、「素材」とキーワードにするようにしよう。 ここで皆さんにお願い、フリーのお気に入り素材サイトをぜひとも教えてください。 あて先はこちら↓ 【 自分で挿絵を描いてみよう! 】イラストなど描ける絵心のある人は、ぜひとも「はがき」に描くことがオススメだ。 年賀状など大量に出す場合はともかく、一通や二通の「はがき」 を出す場合には思いっきりインパクトのある「はがき」になる。 特に水彩画をさらさらと描けるのならば、時間もかからないしナイスだ。旅先の風景を描いた「はがき」は最高だ。 スラスラと絵を掛ける人ならば、絵を描く行為は苦痛ではないはずだし、むしろ楽しみであるはずだ。 自分の趣味を生かして印象に残る「はがき」が描ける。うらやましい限りである。 【 イラストレータに頼むのも一つの選択肢 】オイラのように絵心のない人間によっては、イラストでインパクトを与えることはできない。しかし、これを解決する手だてはある。 金だ! 金を出してイラストレーターに発注すればよい。それですべては解決する。イラスト1つあたりの値段はまちまちだが、さほど売れていないイラストレーターや波長のあった趣味のお絵かきさんならば、そんなに高くはないはずだ。 お金に余裕があるのならば、「どこかで見たことある」ってゆ〜ような有名なイラストレーターに発注するのも話題作りと考えればそれほど高いものではない。 使えない(てゆ〜か気に入らない)イラスト満載のテンプレートをいくつも買うのなら、ビシッと気に入ったものをオーダーする方がかえって安上がりの場合もあるのだ。 【 プリンターを買い換えよう! 】「はがき」手書き派には関係はないが、パソコン派にとっては、プリンターは重要なツールだ。 年賀状などを見ていると、これはいつ買ったプリンターだ? と思うのもたまにあるが、プリンターも高画質のものが安く買える。インクを買いに行くと、どうしてこんなにインクって高いんだと思うような値段でプリンターを買うことができる(インクの儲けって、けっこう大きいらしいけど)。 オイラは、両面印刷ができるって理由でHPのプリンターを使っているが、本当に水に濡れてもにじみにくいのか、PX-V7000には、すごい興味をひかれたりする。「はがき」が届くのは雨の日もあるからだ。 オイラのHPのプリンターって、思いっきり縁があるしなぁなどと思ったりするが、スペアのインクもあることだし、インクがなくなった頃には、雨にもにじまなくて、写真画質で、CD-ROMに印刷ができて、もっと安くなってなどと思ったりして、重要なツールと言っている割には、決断力に欠けるなぁなどと思ったりするのである。 それはさておき、「はがき」は人が見るものだから、画質に不満があるのならば、思い切って買い換えよう! 【 手書きのはがきを書いてみよう! 】ここまでパソコンが普及すると、レトロな手書きの「はがき」はますます魅力的なものになってくる。 オイラの周りにはいないが、パソコンアレルギーの絶滅種に近い人間は、「はがき」は手書きと頑と思いこんでいる。パソコン派も手書き信奉者は多い(と思う>オレ)。 「はがき」もある種のコミュニケーションツールなので、相手に好印象を持ってもらえるようにする方がよい。手書き支持派には、手書きの「はがき」を送ろう。日ペンの美子ちゃんだっているのだ。 ところで、今の美子ちゃんは四代目であるということをご存じだろうか? ちょっと気になって日ペンのサイトを見てみたら歴代の美子ちゃんの漫画が掲載されていた。 http://www.gakubun.co.jp/miko.html 【 天候のこともちょっとは考慮しよう! 】何事もちょっとした傷会は嬉しいものだ。 「はがき」は思い立ったが吉日で、速攻で出すのがよいが、天候のことを考えて出すことも考慮しよう。 「はがき」が到着するであろう日が台風だったり、大雨の予報だったりするならば、日をずらすのがよい。 年賀状のように元旦命だったりのものは仕方がないが、暑中見舞いのようにある程度期間に融通の利くものは、天気を考慮したい。せっかく送っても、雨に濡れてしまっては興ざめである。 天気のことばかり気にしていては、せっかく「はがき」を出す機会を逃してしまうことになりかねないが、ちょっとした心遣いでもらう方の印象は、だいぶ変わってくるのも事実である。 【 記念切手を貼ろう! 】その昔、記念切手を収集するのが流行ったことがある。今はどうか知らないが、人気のある切手はプレミアが付いたりした。 切手を収集した世代には、記念切手を使うことに抵抗があるというかもったいないと感じる人もいるかもしれないが、記念切手が貼ってある「はがき」をもらうとなんだか嬉しい(と感じるのはオイラだけ?)。 普通の切手って、事務的な感じがしないでもないが、記念切手には事務的な感じはしない(気がする>オレ)。 郵便局に行く機会があったら、記念切手を買っておこう。 もらったはがきで印象に残ったものを教えてください
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