「はがきの書き方教室」概要メールが主流になっても「はがき」にはメールで伝えられない人間の温かみがある! 「はがき」をもらうときのうれしさ! わざわざお店で「はがき」を買って、手間暇かけて「はがき」を書いて、そして、とぼとぼとポストに投函する手間のありがたさ。便利な時代だからこそ、「はがき」は人の気持ちを幸せにするし、喜びを与えるのだ! |
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暑中見舞いで肩慣らし【 暑中見舞いのススメ 】「はがき」を送ろうと言っても、慣れないうちは何かのきっかけがないと送りづらい。きっかけをつかむことが難しいし、きっかけは大切になるのだ。 「はがき」生活はじめの一歩としておススメできるのが暑中見舞いである。暑中見舞いならば、送る理由を見つける必要もないし、いきなり送られてきても何ら違和感はない。また、暑中見舞いだから文面も型どおりで大丈夫だ。別に話題があろうがなかろうが関係ない。 暑中見舞いは年賀状に比べてマイナーである。もらう枚数も少ない。目立つことのできるチャンスなのだ。こんなにおいしい暑中見舞いを出さない手はない。暑中見舞いの良い点は他にもある。喪中がない点だ。気兼ねなく送れるのがありがたい。 さて、暑中見舞はいつからいつまでに出せばいいのか? 小暑〜立秋とか、大暑〜立秋と言われていたりするが、梅雨の時期に、「暑中お見舞い申し上げます」なんて言われてもぴんとこないので、夏休みに入る海の日(夏休みに祭日があっても意味ねぇ〜よって思っている中高生とか多いんだろうな)あたりから、甲子園大会が始まる前くらいまでに出すのが良いだろう。 立秋を過ぎたら「残暑見舞い」になる。立秋は甲子園大会が始まるあたりだが、天気予報でも「明日から立秋です」とか、石原良純あたりがニュース番組の終わりに言うはずだ。 旧暦について調べたいのならば
などのソフトを使用してみるのも良いだろう。 【 暑中見舞いをたくさんだそう! 】会社に届く年賀状が少ないと寂しい。 年賀状の管理をするのは総務だろう。会社によっては、総務と人事がきわめて近い関係にある場合がある。届く年賀状の枚数で人事が決まるとは思えないが、非管理部門にとっては、社外のつきあいがどれだけあるかが大切になるだろう。届いた年賀状が多ければ、覚えもめでたくなることがあるかもしれない。 年賀状を多くもらいたければ、暑中見舞いをたくさん出すことである。暑中見舞いの返事は期待できないが、年賀状には期待できる。暑中見舞いは自腹になるだろうが、見返りは期待できる。 仕事始めの日に束になった年賀状は誰かが見ているかもしれない。自分の人脈の広さをアピールできる可能性は否定できないだろう。 【 残暑見舞いってどうよ? 】多くの人間はずぼらである。期限がはっきりとわかっている「年賀状」だって年末の間際になってばたばたと書くものだ。 この「年賀状」、会社宛に送るのならば別に元旦に届く必要はない。元旦に届いたって、流通系などを除くと会社は休みである。始業日までに届けばいいのだ。 ところが「暑中見舞い」のシーズン、夏休みの時期と重なるとは言っても、ほとんどの人が休みなく働いている。元旦に届かなくてもOKな年賀状と違って、立秋すぎての「暑中見舞い」では社会人としての常識を疑われてしまう。「暑中見舞い」は年賀状以上に締め切りが厳しいのだ。 立秋過ぎとなると「残暑見舞い」となるが、立秋間際に届いた「暑中見舞い」の返事が「残暑見舞い」になるのなら良いが、残暑見舞いというと何となくズボラな感じがしないでもない。喪中の人が出す「寒中見舞い」とは基本的には違うのだ。 せっかく手間暇金をかけて出すのだから、できるだけ残暑見舞いは避けたいものだ。
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